運用管理 野村総合研究所

Senju Family:データセンターの運用ノウハウが凝縮された統合運用管理ツール

統合運用管理ツールの「Senju Family」は、システム運用管理ツール、統合運用管理基盤、サービスデスクツールの3つを中心に構成する。クラウド型のサービスも提供する。

 野村総合研究所の「Senju Family」は、最初の製品化から20年以上の実績を持つ統合運用管理ツール群である。同社のデータセンター運用経験をもとに開発され、運用管理ノウハウが凝縮されている。システム運用を自動化するソフト「Senju Operation Conductor(Senju/OC)」、運用管理ソフト群の情報を集約、管理するソフト「Senju Enterprise Navigator(Senju/EN)」、サービスデスク業務ソフト「Senju Service Manager(Senju/SM)」の3つでの3つで構成する。

 Senju/OCはSenju Familyの中核となるソフトであり、以下の機能を提供する。(1)業務システムで運用するジョブを管理、実行する「ジョブスケジュール」、(2)サーバやネットワーク機器の稼働状態を集中監視する「モニタリング」、(3)システム内で発行されたイベントのメッセージを集約、管理する「イベント」、(4)IT機器やファシリティ、サービスなどの構成情報を一元的に管理する「ITリレーション」、(5)モニタリング機能で収集した稼働状況をキャパシティプランニングやレポートに活用するための「キャパシティ」、(6)管理対象の構成情報、設定情報、ログなどを構成管理項目として定義して一元管理する「コンフィグレーション」、(7)ソフトウェアパッケージを転送し、必要に応じてインストールコマンドなどのプログラムを実行する「パッケージ」――など。

 Senju/ENは、Senju/OCに加えて、Senju/SM、外部の運用管理ソフトや業務アプリケーション、システムログ、メール、SNMPトラップなどが送信する情報を集約、管理する。「Hubエンジン」というモジュールが各種ツールと接続し、情報を収集。「Ruleエンジン」によって、情報のフィルタリングと収集した情報に基づいたアクションを定義する。ここでフィルタリングされた情報は、「Viewエンジン」でグラフィカルに表示される。表示画面は定義できる。

  Senju/SMは、ITサービス管理のベストプラクティスである「ITIL」や国際標準規格である「ISO 20000」で求められる運用プロセスに基づいたサービスデスクを実現するツールである。

 同社は2014年に、Senju Familyをベースに構築したシステム運用基盤を、Amazon Web Servicesを通して提供するクラウドサービス「mPLAT」を開始した。Senju Familyの主要な機能がクラウドサービスとして利用できる。運用管理の対象となる企業側の情報システムは、オンプレミスとクラウドのいずれの環境にも対応する。

MobileIron
システム運用管理ツール「Senju/OC」(野村総合研究所提供)
Senju Familyの概要
用途と機能20年以上の実績を持つ統合運用管理ツール
特徴システム運用を自動化するSenju/OC、運用管理ソフト群の情報を集約、管理するSenju/EN、サービスデスク業務を担うSenju/SM
税別価格クラウド版のmPLAT:初期費用50万円、月額利用料25万円から
導入企業大日本印刷、アステラス製薬、百五銀行

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