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Wind River Rocket:IoTセンサ、デバイス向けの組み込みOS

ウインドリバーの「Wind River Rocket」と「Wind River Pulsar Linux」は、IoT(モノのインターネット)のセンサー/デバイスを開発する用途に適した組み込みOSである。Rocketはマイコン(MCU)を搭載したIoTセンサー向けであり、実装サイズを4Kバイトに抑えている。Pulsar Linuxは、LinuxをベースにIoTデバイス向けに軽量化した。

 ウインドリバーの「Wind River Rocket」と「Wind River Pulsar Linux」は、IoT(Internet of Things)のセンサ/デバイスを開発する用途に適した組み込みOSである。Rocketはマイコン(MCU)を搭載したIoTセンサ向けであり、実装サイズを4Kバイトに抑えている。Pulsar Linuxは、LinuxをベースにIoTデバイス向けに軽量化した。


米Wind Riverが用意している組み込み用途向けOSのラインアップ。
RocketはIoTセンサー向け、Pulsar LinuxはIoTデバイス/ゲートウェイ開発向け

 同社はこれまで、組み込み用途向けのLinux OS「Wind River Linux」や、組み込み用途向けのリアルタイムOS「VxWorks」をラインアップしてきた。Rocket(4Kバイト)は、VxWorks(200Kバイト)よりも小型軽量。一方のPulsar Linux(300Mバイト)は、Wind River Linux(700Mバイト)よりも小型軽量となる。

 Rocketが動作するプラットフォームは、米Intelや米ARMのMCU(32ビット)を搭載したシングルボード型のコンピュータ。11月4日時点では、x86ベースのIntel Galileoで動作する。順次、米Freescale Semiconductorの「Freedom」や、製造業で人気が高い「Raspberry Pi」など、さまざまなシングルボード型のコンピュータで動作するようにする。

 Pulsar Linuxが動作するプラットフォームは、x86やARMを搭載したボード型コンピュータ。米IntelのMinnowBoard MAXや、米AvnetのMicroZedなどで動作する。Pulsar LinuxはWind River Linuxから重要な部分だけを抽出したサブセットであり、コンパイル済みのバイナリとして提供する。Linuxコンテナを利用可能で、コンテナ型のアプリケーションをデプロイすれば、これをPulsar Linux上で実行できる。

Wind River RocketとWind River Pulsar Linuxの概要
用途と機能IoTセンサ、デバイス向けの組み込みOS
OS名Wind River RocketWind River Pulsar Linux
対象デバイスMCU(32ビット)搭載のボード型コンピュータCPU(32ビット/64ビット)搭載のボード型コンピュータ
稼働プラットフォームの例Intel Galileo
Raspberry Pi
MinnowBoard MAX
Avnet MicroZed
最小サイズ4Kバイト300Mバイト
価格非商用/商用ともに無償
発表日2015年11月4日

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