アプリケーション仮想化 日本マイクロソフト

Microsoft App-V:オフライン環境でも利用できるアプリ仮想化ソフト

 日本マイクロソフトの「Microsoft Application Virtualization(App-V)」は、アプリケーションをエンドユーザーのPCに直接インストールしなくても使えるようにするアプリケーション仮想化ソフト。仮想デスクトップ環境(VDI)と異なり、サーバが配信した仮想アプリケーションのパッケージをクライアント側で実行する仕組みとなっている。エンドユーザーは仮想アプリケーションをオンライン環境だけでなくオフライン環境でも利用できる。

 App-Vは、アプリケーションをサービス化して一元管理するため、アプリケーション間の競合を最小限に抑えられる。例えば、異なるバージョンのOffice製品を同一のPCで実行させるといったことが可能になる。

 App-Vは、仮想化環境プラットフォーム「「Microsoft Desktop Optimization Pack(MDOP)」の一部として提供される。「App-V管理サーバ」「App-V公開サーバ」「App-Vデスクトップクライアント」「App-Vリモートデスクトップサービスクライアント」「App-V Sequencer」などのソフトで構成される。

 App-V管理サーバは、App-V基盤を総合的に管理するソフト。データストアにMicrosoft SQL Serverを使用。エンドユーザー認証、セキュリティ、使用状況測定、監視、データ収集の各機能を提供する。

 App-V公開サーバは、仮想アプリケーションのホスティングや、クライアント向けにストリーミング配信するためのソフト。認証済みのPCに許可されたアプリケーションと、App-Vクライアントを提供する。

 App-Vデスクトップクライアントは、仮想アプリケーションのパッケージを取得し、仮想環境を自動的に設定して実行するソフト。レジストリやファイルの変更など、エンドユーザー固有の仮想アプリケーションの設定を各エンドユーザーのプロファイルに格納する。

 App-Vリモートデスクトップサービスクライアントは、リモートデスクトップセッションのホストサーバが、App-Vデスクトップクライアントの機能を共有デスクトップセッションで使用できるようにするソフト。App-V Sequencerは、従来のアプリケーションを仮想アプリケーションに変換するウィザードベースのツールである。

Cloud Platform
Microsoft Desktop Optimization Pack 2015がバンドルするソフト群(日本マイクロソフト提供)
Microsoft App-Vの概要
用途と機能アプリケーションをエンドユーザーのPCに直接インストールしなくても使えるようにするアプリケーション仮想化ソフト
特徴仮想デスクトップ環境と異なり、サーバが配信した仮想アプリケーションのパッケージをクライアント側で実行する。エンドユーザは仮想アプリケーションをオンライン環境だけでなくオフライン環境でも利用できる
サーバ環境Windows Server 2008/2012
クライアント環境Windows 7/8/8.1/10
発表日App-V 5.1を含む「MDOP 2015」が2015年8月17日(米国時間)
導入企業NTT東日本、など

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