Citrix XenAppのポイント
- アプリケーションをOSや他のアプリケーションから分離
- アプリケーションはサーバ上で実行
- MacやLinux、iOS、Androidの各端末でWindowsアプリケーションを実行
Citrix XenAppの製品解説
シトリックス・システムズ・ジャパンの「Citrix XenApp」は、アプリケーション仮想化とセッション仮想化技術で構成された、仮想アプリケーション配信基盤ソフトウェア。ユーザーとアプリケーションの間でシームレスにやり取りされ、プリンタなどの周辺機器も含めてアプリケーションがインストールされているかのように機能する。
アプリケーション仮想化技術は、アプリケーションをOSや他のアプリケーションから分離させる。統合されたアプリケーションストリーミングと分離技術で仮想化する。一元的な場所からアプリケーションが実行される目標デバイスの分離環境にストリーミングする。
アプリケーションは従来の意味でインストールされない。アプリケーションのファイルや構成、設定は目標デバイスにコピーされ、アプリケーション実行は、アプリケーション仮想化レイヤで管理される。アプリケーションが実行されると、OSと直接的に接続されると認識されるが、実際は、すべての要求をOSのプロクシに送信する仮想化環境に接続される。
セッション仮想化では、アプリケーションのストリーミングを使用して、データセンター内のホスティングサーバにアプリケーションを配信する。アプリケーションが配信されるサーバーにユーザーを接続する。アプリケーションは完全にサーバ上で実行される。ユーザーは、マウスクリックやキー操作でサーバに対してリモートからやり取りします。サーバは、ユーザーのデバイスに画面更新を送信して応答する。
仮想化できるアプリケーションはWindowsに限られるが、あらゆるOSを利用する全てのユーザーがIT部門によって配信された任意のアプリケーションにアクセスできる。Windows、Mac、Linux、iOS、Androidのデバイスで、セッション仮想化を使用してアプリケーションを実行できる。
用途と機能 | 仮想アプリケーション配信基盤ソフト |
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特徴 | アプリケーション仮想化とセッション仮想化技術で構成。アプリケーションがインストールされているかのように機能。Windows、Mac、Linux、iOS、Androidのデバイスでセッション仮想化を使用して実行 |
導入企業 | ロイヤル・カリビアン・クルーズなど |