BI

Pentaho:HadoopやCassandra、MongoDBにも対応するオープンソースのBI基盤

オープンソースのビジネスインテリジェンス基盤である「Pentaho」は、データの抽出から加工、ブレンド、ビジュアル化までを実行できる。HadoopやCassandraなどのデータソースにも対応する。

 「Pentaho」は、データの抽出から加工、ブレンド、ビジュアル化までを実行するオープンソースのビジネスインテリジェンス(BI)基盤である。Hadoop、Cassandra、HBase、MongoDBなどの主要なビッグデータ向けデータソースに対応する。シンプルな操作性で迅速にデータを分析できる。

 無償のコミュニティー版と、企業向け機能を備えた有償のエンタープライズ版がある。エンタープライズ版は、利用可能なコア数や使える機能によって、「ベーシック」「プロフェッショナル」「エンタープライズ」の3つに分かれている。

 最上位のエンタープライズは、データ統合、アナリシス、レポーティング、ダッシュボード、データマイニングなどの機能を備える。Hadoopシステムとのデータ統合やレポーティングをサポートし、エンタープライズ分野におけるビッグデータ活用のニーズに対応する。

 Pentahoのデータ統合機能は、ETLが中心となり、オープンソースや商用のデータベース、フラットファイル、Excelドキュメントなど、30種類以上のデータソースに対応する。コードを記述することなく、ドラッグ&ドロップとグラフィカル環境のみでデータ変換やジョブ作成ができる。

 アナリシス機能では、ドリルやクロス集計による双方向の情報検索や、分析する特定の基準と属性を選択した多次元分析などが可能。レポーティング機能は、リレーショナルデータベースやXMLベースのデータソースを含む幅広いデータソースに対応し、PDFやHTML、Excel、リッチテキスト形式で出力できる。

 ダッシュボード機能は、Adobe Flashを使って画面を構築する。情報の自動更新とアラート機能も備える。エンドユーザーは、テンプレートをもとにした独自のダッシュボードをドラッグ&ドロップ操作でデザインできる。

 データマイニング機能については、クラスタリング、セグメンテーション、決定木、ランダムフォレスト、ニューラルネットワーク、主成分分析などの機械学習アルゴリズムをサポート。データに隠れたパターンと関係性を導き出せる。結果はグラフィカルに表示するほか、レポートや分析、さらなるプロセスのデータソースとして利用できる。

Pentaho
Pentahoの画面(KSKアナリティクス提供)
Pentahoの概要
用途と機能データの抽出から加工、ブレンド、ビジュアル化までを実行できるオープンソースのBI基盤
特徴Hadoop、Cassandra、HBase、MongoDBなどの主要なビッグデータ向けデータソースに対応。シンプルな操作性で迅速にデータを分析できる。無償のコミュニティー版と、有償のエンタープライズ版がある
サーバ環境Mac OS X Server、Windows Server 2008/2012、Red Hat Enterprise Linux、CentOS、Ubuntu Server、Solaris 10
クライアント環境Mac OS X、Windows 7/8、Ubuntu Desktop、iOS
導入企業ルフトハンザ航空、経済産業省、リッチレリバンス、JR西日本テクシア、セントラル短資FX、など

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