ストレージ

Tintri VMstore:仮想マシン単位で管理できる仮想化環境専用のストレージ

仮想化環境専用のネットワーク接続ストレージである「Tintri VMstore」は、仮想マシン単位でストレージ性能を確保する仕組みを備える。

 ティントリジャパンの「Tintri VMstore」は、仮想化環境での利用を前提としたネットワーク接続ストレージ(NAS)である。

 仮想化環境では一般に、特定の仮想マシンからストレージに対して負荷の高い入出力処理が発生すると、ストレージを共有するほかの仮想マシンの入出力処理を圧迫し、パフォーマンスが低下することがある。こうした問題を解決するためにTintri VMstoreでは、ストレージOS「Tintri OS」が仮想化ソフトウェアと連携し、他の仮想マシンに影響を及ぼすことなく、仮想マシン単位でストレージ性能を確保する仕組みを備える。

 このほかにも仮想マシンごとにデータを複製、復元する機能や、データ圧縮機能なども備えている。Tintri OSの最新版は、仮想マシンの1秒あたりの入出力(IOPS)の上限値と下限値を設定できる機能を備える。対応する仮想化ソフトウェアは、VMware vSphere、Red Hat Enterprise Virtualization(RHEV)、Microsoft Hyper-V。IaaS環境を構築、管理するOpenStackにも対応する。

 Tintri VMstoreには、ハードディスクドライブ(HDD)とソリッドステートドライブ(SSD)のハイブリッド構成の「Tintri VMstore T800」と、SDDだけで構成するオールフラッシュの「同T5000」の2シリーズがある。

 T800では、仮想マシンがデータにアクセスする頻度をTintri OSが監視し、アクセス頻度の高いデータをSSDに置き、低いデータをHDDに待避させる機能を備える。独自の技術によって、アクセス頻度の高いデータの99%以上をSSDに格納できるとしている。T800の仕様は、SSDの記憶容量が1.7T~8.8Tバイト、HDDは実効物理容量が20T~78Tバイト、実効論理容量が23T~100Tバイトである。

 T5000は全ての記憶媒体をSSDにして、パフォーマンスを向上させたモデル。ビッグデータ解析や3次元CADのように、大容量かつ高速性が必要な用途での利用を想定している。T5000の仕様は、SSDの実効物理容量が7.3T~14.3Tバイト、実効論理容量が36T~73Tバイトである。

Tintri VMstore T5000
記憶媒体のすべてをSSDとした「Tintri VMstore T5000」(ティントリジャパン提供)
Tintri VMstoreの概要
用途と機能仮想化環境での利用を前提としたネットワーク接続ストレージ(NAS)
特徴特定の仮想マシンで負荷の高いストレージ入出力が発生しても、ほかの仮想マシンの性能低下を防止する機能などを備える
税別価格Tintri VMstore T820:1480万円
Tintri VMstore T850:2980万円
Tintri VMstore T880:5060万円
Tintri VMstore T5060:5000万円
Tintri VMstore T5080:7400万円
導入企業T-MEDIAホールディングス、TKC、東京電機大学

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