運用管理

Zabbix:幅広いプラットフォームに対応したオープンソースの運用監視ソフト

オープンソースのシステム運用管理ソフトウェアである「Zabbix」は、サーバや仮想マシン、ネットワーク機器、アプリケーションの稼働状態を監視、追跡する。Windows、MacOS Xをはじめ、幅広いプラットフォームに対応する。

 「Zabbix」は、オープンソースのシステム運用管理ソフトウェアである。サーバや仮想マシン、ネットワーク機器、アプリケーションの稼働状態を監視、追跡するための機能を提供する。

 Zabbixには、対象システムにエージェントをインストールするタイプとエージェントレスの2つの監視モードがある。エージェントレスでは、SMTPやHTTPなどの標準的な通信プロトコルを用いて可用性や応答性を確認する。エージェントをインストールすると、CPUやメモリ、ネットワーク、ディスク容量、プロセスなどの詳細なステータスを監視できる。エージェントが対応するOSは、Windows、Mac OS X、AIX、HP-UX、Solaris、Linux、NetBSD、FreeBSD、OpenBSDである。

 ルータやスイッチなどのネットワーク機器のSNMPエージェントにも対応。これによって、ネットワーク機器のネットワーク使用率、CPU、メモリ、ポートステータスなどを監視する。

 Zabbix 2.0以降では、「ローレベルディスカバリ機能」を搭載。これは、ホストが保有するネットワークインターフェースやファイルシステム、SNMP OLDといったローレベルの情報を検出し、それをもとに監視アイテムやトリガー、グラフを自動的に登録する機能である。

 稼働OSはLinux。稼働環境には、MySQLやPostgreSQLなどのデータベース管理システム、プログラミング言語のPHPが必要。

 同社によると、監視対象が数万台の大規模環境にまで対応できるように設計されているとしている。監視対象数が10万以上、1分間の監視プロセス数が100万以上、毎日数ギガバイトの履歴データを収集している環境で複数の導入実績があるという。

Zabbix
Zabbixのメイン画面であるダッシュボード(Zabbix Japan提供)
Zabbixの概要
用途と機能サーバや仮想マシン、ネットワーク機器、アプリケーションの稼働状態を監視、追跡するオープンソースのシステム運用管理ソフトウェア
特徴エージェント/エージェントレスの2つの監視モードに対応。数万台に及ぶ大規模システムの監視も可能
税別価格無償(オープンソース)
導入企業NTTコム ソリューションズ、米ARI Network Services、など

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