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ハイブリッドクラウド座談会(5):IT部門に求められるスキルが変化している

プライベートとパブリックを必要にあわせて活用する「ハイブリッドクラウド」に注目が集まっている。関連ベンダー5社の座談会からその姿を探った。今回は5回目。

 ハイブリッドクラウドをユーザーはどう解釈し、システムをつくるべきなのか――。編集部の呼びかけに、ハイブリッドクラウドに関わる5社のベンダーが集まり開催した座談会の5回目。

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 参加したのは日本IBM クラウド事業統括 理事 IBMクラウドマイスター 紫関昭光氏、ヴイエムウェア ハイブリッドクラウドサービス本部 本部長 巨勢泰宏氏、NTTコミュニケーションズ クラウドエバンジェリスト 林雅之氏、日本オラクル クラウド・テクノロジー事業統括 クラウド・テクノロジー製品戦略統括本部 Cloud/Big Data/DISプロダクトマーケティング部 部長 佐藤裕之氏、マイクロソフト クラウド&ソリューションビジネス統括本部ビジネスプラットフォーム本部 モビリティ&クラウド技術部 部長 各務茂雄氏(当時)。進行は編集長の怒賀新也。

――オンプレミスからクラウドに移行するときに、情報システム部門やCIO(最高情報責任者)の日々の業務は変わっていくのでしょうか。

紫関氏 情シス部門は、今後はサーバ、ネットワーク、アプリケーション、デザインを総合的にデリバリできるスキルを持ち、1人でなんでもやってくれる「フルスタックエンジニア」の方向性が求められると思っています。私は今年60歳になりますが、私がこの業界に入ったときは、インフラとかアプリケーション開発とかに分かれていなくて、IT技術者は下から上までなんでもできるのが普通だったわけです。


IBM クラウド事業統括 理事 IBMクラウドマイスター 紫関昭光氏
クラウドコンピューティング全般、特にオープンクラウドテクノロジが得意分野

 それがだんだん世の中が複雑になってきて、悲しい分業体制ができてきました。特によくなかったことは、分業の最下流にいるのがプログラマーだったことです。そのため、日本のプログラマーはグローバルに比べると非常に、処遇にしても社会的な地位にしても、何となく低い状況になってしまっています。

 でも、これからの時代は、たとえば「私はアーキテクトです」と言っていた人たちもコードを書けないといけない。インフラエンジニアだって、インフラをスクリプト言語で書いたりする時代ですから、プログラムを作っていくことは非常に大事だと思います。オープンスタンダードがどんどん整理されてきているので、そういうことがあながち個人でやることが無理でなくなってきているということがあります。

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