BI ウイングアーク1st

Dr.Sum:インメモリ方式も活用できるBIツール--キューブやインデックスが不要

BIツール「Dr.Sum」は、キューブやインデックスの作成といった前処理が不要。インメモリエンジンで10億件のデータ集計を1秒で実行。ハイブリッドインメモリで全データをメモリに載せることなく運用できる。

Dr.Sumのポイント

  • インメモリエンジンで10億件のデータ集計を1秒で実行
  • ハイブリッドインメモリで全データをメモリに載せることなく運用
  • キューブやインデックスの作成といった前処理が不要

Dr.Sumの製品解説

 ウイングアーク1stの「Dr.Sum」は、基幹系システムや情報系システムなどに蓄積したさまざまなデータを集計、分析するためのビジネスインテリジェンス(BI)ツール。独自開発のデータベースエンジンを採用しており、キューブやインデックスの作成といった前処理なしで、膨大なデータの中から必要なデータを素早く検索し、高速に多次元集計できる。

編集部おすすめの関連記事

 特徴は、考えている人の思考を止めない「高速なデータ集計」のために独自開発されたデータベースエンジンだ。BIツール特有の難解な階層設計やキューブ設計は必要なし。あらゆる集計リクエストに対し瞬時にレスポンスを返せるので、ストレスを感じることなくスピーディな意思決定のために集計、分析できる。Amazon Web ServicesやMicrosoft Azureに正式対応しており、クラウド上でも動作させることが可能だ。

 接続可能なデータソースは、ODBC/JDBC接続のデータベース、OCI接続、Excel/CSVファイルなど。オンプレミスだけでなく、クラウドにあるデータも取り込める。

 インメモリエンジンで10億件のデータ集計を1秒で実行するという。1テーブルあたり20億件までのデータを格納できるようになり、数百億件のデータ集計にも対応する。

 ハイブリッドインメモリエンジンも搭載している。ハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)に保存したデータから応答する従来方式とインメモリ方式の両方を利用可能。全データをメモリに載せることなく運用できる。対象となるデータ集計を高速化させるととともにサーバのリソースを効率的に運用可能。複数のインメモリサーバに負荷を分散させることもできる。

 格納するデータ件数に応じて1億件程度までの「M100」、5億件程度までの「M500」、20億件程度までの「M2000」が用意されている。データウェアハウス(DWH)的な役割も担うデータベースエンジンであるDr.Sumを中核にユーザーインターフェースとデータ統合、更新ツールの各製品で構成する。

 Dr.Sumに蓄積したデータを集計、分析するユーザーインタフェース製品として「Dr.Sum Datalizer」シリーズが利用できる。

 Dr.Sumにあるデータをウェブブラウザで集計できる「Dr.Sum Datalizer for Web」、Excelで集計できる「Dr.Sum Datalizer for Excel」がある。「Dr.Sum Datalizer Professional for Web」はDatalizer for Webの機能に加えて、PDF出力や集計表マップの利用、ウイングアーク1stの帳票ツール「SVF」との連携などが可能。「Dr.Sum Datalizer Expert」はDatalizer Professional for Webの機能に加えてパーソナライズやキャッシュ、タブレット機能が利用できる。

 データ統合、更新ツール製品は、各種データソースのデータをDr.Sumに取り込む「Dr.Sum DataLoader」と、データを変換したり整合性をチェックしたりする「Dr.Sum Connect」である。

 DataLoaderはデータの追加、更新情報を高速でインポートしたり、追加、変更、削除された情報を一定のタイミングで読み込んだりできる。Connectは顧客情報管理システム(CRM)や統合基幹業務システム(ERP)、メールサーバなど企業内にあるさまざまなデータソースをデータ変換する。Dr.Sumにインポートし、データ更新処理の自動運用が可能になる。

Dr.Sumのまとめ
用途と機能キューブやインデックスが不要なBIツール
特徴インメモリエンジンで10億件のデータ集計を1秒で実行。HDDやSSDに保存したデータから応答する従来方式とインメモリ方式の両方を利用可能。AWSやAzureに正式対応
税別価格1サーバあたり
データベースエンジン:300万円~
集計レポーティング:50万円~
データ連携:100万円~
導入企業クレスト、キシヤ、ヤマヒサ、富士ゼロックスマニュファクチュアリング、伊藤久右衛門、スタイリングライフ・ホールディングスほか

「BI」で読まれている記事

TechRepublic Japanで人気の記事

編集部オススメ

トレンドまるわかり![PR]

財務・経理
人事・労務
マーケ・営業
購買・調達
生産・製造
データ分析
統計解析
テキストマイニング
ソーシャルメディア分析
BI
コミュニケーション
通信・通話
文書・コンテンツ
PC・モバイル
新興技術
ITインフラ
クラウドサービス
OS・ミドルウェア
開発
データベース
運用
セキュリティ

ホワイトペーパーランキング

  1. IT部門責任者が理解すべき「コンテナとKubernetes」の基礎を網羅
  2. Zoomなどオンライン商談による「ちょっとだけ打ち合わせ」の威力とは?新しい売り方の教科書が登場!
  3. データ活用のためのハイブリッドクラウド基盤構築-データプラットフォームに求められる12の要件
  4. 脱パスワード 不便と不安を取り除くSSO-メリットと導入方法、ADやM365との連携を解説
  5. 事例:9割の業務の段取りを効率化、個人スキル依存から脱却したDFE社のタスク管理改善術

Follow TechRepublic Japan

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]