マーケティング

人気の衰えないメールマーケティング--効果創出に課題

Experian Data Qualityが発表したメールマーケティングの活用状況に関する調査結果によると、メールは現在も対顧客コミュニケーションツールとして多くの企業に使われているものの、データ管理が不十分で活用しきれていないという。

 Experian Data Qualityは、メールマーケティングの活用状況に関する調査結果を発表した。それによると、メールは現在も対顧客コミュニケーションツールとして多くの企業に使われているものの、データ管理が不十分で活用しきれていないという。

 多くの企業が、顧客のメールアドレス収集やメールの到達、メッセージのやり取りに課題を抱えており、メールデータベースの管理プロセスが不十分であることや不完全なカスタマービューに起因しているという。調査対象になった企業の92%はメールアドレス収集に苦労しており、ヒューマンエラーが最大の要因だとした。

 メールアドレス収集に使われる手段やタイミングは、商品購入時が70%、ウェブサイト経由が70%、何らかのイベントが42%、モバイルアプリまたはモバイルサイト経由が41%、コールセンターが36%だった。


メールアドレス収集の手段やタイミング(出典:Experian Data Quality)

 また、91%が顧客および見込み顧客のメールアドレスを収集しており、92%はメール登録者とのやり取りに改善の余地があると考えている。やり取り改善の近道としては、顧客に合わせてメールを送るパーソナライゼーションを挙げる意見が多い。

 しかし、顧客に関するデータを集約して一元管理できている企業はわずか16%だった。その理由としてExperian Data Qualityは、データ管理に複数の異なる技術が必要で、適切な技術が不足しているうえ、データ自体の品質が低いと指摘した。

 Experian Data Qualityの上級バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーThomas Schutz氏は「ほとんどの企業が、メールデータベースをメンテナンスしたり、メールにパーソナライゼーションを施したりできる確実な手法を持っていない」と話す。「そのため、メール配信に問題が生じ、メールでやり取りできる顧客の数が増えない。データ品質向上の取り組みを多少行うだけで、メール送信用データベースが改善され、セグメント化とパーソナライゼーションに向けた分析も行いやすくなる」(同氏)

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