IDCは、西欧3カ国(フランス、英国、ドイツ)の企業を対象に業務用デジタルデバイスの導入意向を調査し、結果を発表した。それによると、ICTデバイスはモバイル化や小型化が進んでいるにもかかわらず、回答者の84%がデスクトップPCの購入を検討するとしており、職場ではデスクトップPCを求める声が多いという。

デスクトップPCとポータブルPCの購入意向
出典:IDC
デジタル機器は小型化し、ラップトップ的なノートPCにとどまらず、超薄型のノートPCやタブレット、タブレットとノートPCの機能を兼ね備えるコンバーチブルタイプのポータブルデバイスも増えている。こうした状況でデスクトップPCを購入する理由として、c調査では回答者から高性能、堅牢性、比較的長い耐用期間、低価格といったポイントが挙げられた。
これについて、IDCのEMEAパーソナルコンピューティング担当調査マネージャのMaciek Gornicki氏は「デスクトップPCの耐用期間はラップトップより平均して1年長く、総所有コスト(TCO)を減らせると確認できた」とした。
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