SDN/ネットワーク仮想化

OpenFlow:SDNを実現するクラウド時代のネットワーク標準規格

ネットワーク技術である「OpenFlow」は、ネットワークの構成や機器をソフトウェアで制御することで、SDN(Software Defined Network)を実現する。

 「OpenFlow」は、SDN(Software Defined Network)を実現するための標準規格。SDNとは、ネットワークの構成や機器をソフトウェアで制御する技術。これによって、ネットワークを仮想化することが可能になる。

 従来のネットワークは、物理的なネットワーク機器がそれぞれの階層で経路を決定していた。OpenFlowは、「OpenFlowコントローラ」と呼ばれるソフトウェアで集中制御する仕組みとなっており、ここでネットワークのトポロジや経路を仮想的に定めている。その情報に基づいて、スイッチ機能である「OpenFlowスイッチ」がデータを転送する。OpenFlowスイッチは通常、物理的なネットワーク機器(ハードウェア)として実装される。

 これまでは、サーバの追加などでネットワーク構成を変更する際には、ネットワーク機器やサーバの設定変更に大きな負荷が掛かっていた。これに対して、OpenFlowを利用すると、OpenFlowコントローラで集中的に設定を変更できるため、ネットワーク構成の変更に伴う負荷を大きく軽減できる。大規模なネットワークと膨大な数のサーバを稼動させているデータセンター事業者やクラウドサービス事業者での採用が進みつつある。

 2009年12月に最初のバージョンが公開され、2011年3月には、Google、Microsoft、Yahoo、Verizon、Facebookといった米国企業やDeutsche Telekomなどが中心となって標準化と普及を推進する「Open Networking Foundation」を結成した。

OpenFlow
SDNのアーキテクチャとOpenFlowの位置づけ
OpenFlowの概要
用途と機能 SDNを実現するための標準規格
特徴ネットワークを仮想化することによって、ネットワーク構成の変更を容易にする

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