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世界の情報セキュリティ支出--2015年は754億ドル、4.7%増

ガートナーが全世界の情報セキュリティ支出に関する調査結果を発表した。2015年の総支出額は754億ドルで、前年に比べ4.7%増えると予測している。

 Gartnerは、全世界の情報セキュリティ支出に関する調査結果を発表した。2015年の総支出額は754億ドルで、前年に比べ4.7%増えると予測している。

 情報セキュリティに対する支出が増加する主な要因として、Gartnerは政府の取り組み、法規制の強化、注目度の高いデータ漏えい事件を挙げた。ITプロバイダーから見ると、セキュリティ試験、ITアウトソーシング、ID管理、アクセス管理といった分野で大きな成長が期待できるという。

 その一方で、コモディティ化したセキュリティ技術が情報セキュリティ支出の全体的な伸びを鈍らせている。具体的には、エンドポイント保護プラットフォーム(EPP)と消費者向けセキュリティソフトウェアでコモディティ化が始まっているとした。セキュリティに対する脅威がよく知られるようになってセキュリティは注目され続けるものの、セキュリティソフトウェア市場の大半がすでに導入率の高い成熟した技術で占められている。

 そのほかの、細かい分野に着目した予測は以下のとおり。

  • 企業向けコンテンツ重視データ消失防止 (Content-Aware Data Loss Prevention)市場の成長率は、2019年まで年率4%から5%にとどまる。
  • 2020年までの期間で、EPP市場拡大の恩恵を得るネットワークセキュリティベンダーは全体の5%に満たない。
  • 2019年までの期間で、従業員数500名以上の企業で支社用の統合脅威管理(UTM)ソリューションを購入するのは5%未満。
  • 2018年までの期間で、ネットワークサンドボックス機能に関する新規契約の85%は、ネットワークファイアウォールとコンテンツセキュリティプラットフォームにパッケージ化された形態になる。

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