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実用フェーズに到達したSDN、その実力とは

本連載では、実用フェーズに到達したSDNについて、代表的な製品を挙げながら利用シーンやメリットを具体的に解説し、利用する価値があるか否かを判断するための助力となれば幸いである。

データセンターSDNの主要プレーヤー

 現在、SDNが多く活用されている環境はデータセンターやプライベートクラウドだ。このようなプライベートクラウド基盤として向上すべき要素として、迅速性、柔軟性、管理や効率性、そして安全性が挙げられ、それらの実現のために、SDNは非常に重要な要素となる。クラウド基盤の中心をつかさどり、SDNが十分に機能し、連携してこそ、本来のクラウド基盤を実現することが可能だ。


 そして、このようなクラウド基盤を実現するデータセンターSDNのプレーヤーは数多く存在する。本連載では、ラスベガスで開催されたInterop 2015で“Best of Interop Awards 2015”のSDNファイナリストとして選出された3製品「VMware NSX」「Cisco ACI(Application Centric Infrastructure)」「Big Switch Network Big Cloud Fabric」にフォーカスし、それぞれの特徴や利用方法に関して紹介していく。

 なお、簡単に各製品の概要に触れると、「VMware NSX」は、ソフトウェアによる導入が容易な仮想化ネットワークテクノロジ。「Cisco ACI」は、物理環境と論理環境をポリシーモデルで統合したSDN。そして「Big Switch Networks Big Cloud Fabric」は、集中管理とホワイトボックスで運用負荷とコストを低減させるSDNだ。これら3製品はそれぞれ異なった特色があり、具体的な機能や特色、そして活用シーンについて、次回以降で説明する。

藤田 雄介
ネットワンシステムズ株式会社 ビジネス推進本部 第2応用技術部 クラウドソフトウェアチーム シニアマネージャー シスコシステムズの認定資格「CCIE #8777」、ヴイエムウェアの認定資格「vExpert2013」「vExpert2014」を保持。ネットワークをベーススキルとして、仮想化基盤の大規模案件を数多く経験。現在は、SDNやクラウドのエンジニアとして邁進中。

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