PowerEdge VRTXのポイント
- ホットスワップ対応のx86ブレードサーバを最大4台格納
- HDDは3.5インチなら12台まで、2.5インチなら25台まで搭載可能
- オプションでGPUアクセラレータやSSDも活用可能
PowerEdge VRTXの製品解説
デルの「PowerEdge VRTX(バーテックス)」は、サーバやストレージ、ネットーク、管理ソフトウェアを5Uのシャーシにまとめたコンバージドインフラストラクチャ(CI)。スモールオフィスやホームオフィス(SOHO)、リモートオフィスやブランチオフィス(ROBO)での利用を想定している。
検証済みの構成によって、特別な冷却装置を使う必要がない。業務時間外にAC電源を切っても心配する必要もないと説明する。
x86ベースのブレードサーバ「PowerEdge M830」(4ソケット)と「PowerEdge M640/630」(2ソケット)を最大4台格納できる。ブレードサーバはホットスワップに対応している。
ストレージは、3.5インチのハードディスクドライブ(HDD)を12台まで(最大120TB)格納可能。パフォーマンスを優先させる場合は2.5インチHDDを25台(最大96TB)まで格納できる。DASアレイ「PowerVault MD1200」などを最大4台まで接続できる。
内蔵する1ギガビットイーサネット(GbE)の統合スイッチモジュールを使えば、外付けのネットワーキングスイッチを使う必要がない。オプションで10GbEスイッチも利用できる。オプションではGPUアクセラレータや接続規格「NVMe」に対応するソリッドステートドライブ(SSD)も活用できる。
管理ソフトウェア「Dell EMC OpenManage」が用意されている。シャーシ全体を一元的に管理するための「Chassis Management Controller」を併用すれば、構成するハードウェア全体を一元的に単一の画面から管理できるようになる。
用途と機能 | 5Uのシャーシにまとめたコンバージドインフラストラクチャ |
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特徴 | ホットスワップ対応のx86ブレードサーバを最大4台格納。HDDは3.5インチなら12台まで、2.5インチなら25台まで搭載可能。オプションでGPUアクセラレータやSSDも活用可能 |