マカフィーの「McAfee Email Protection」は、オンサイトとクラウド上で電子メールを保護するソリューションだ。スパム対策やマルウェア対策、データ漏えい防止、コンテンツベースのポリシー施行、クリック時のリンクスキャンなどの機能を持つ。
オンプレミスに設置するゲートウェイ型とSaaS型の二つがある。ゲートウェイ装置の「Email Gateway」は送受信するメールの保護、コンプライアンス対応の簡素化、管理作業の軽減、運用コストの削減が可能、といった特徴がある。

McAfee Email Protection
SaaS型の「SaaS Email Protection and Continuity」は、クラウド上でスパム、ウイルス、その他のマルウェアをブロックし、ネットワークへの侵入を防いだり、送信メールにポリシーを施行する機能を持つ。利用に際しては、ハードウェアやソフトウェアを追加する必要がない。
Email Protectionは、「McAfee Advanced Threat Defense」と併用することで、高度な標的型攻撃、スピアフィッシングでよく利用されるステルス型攻撃やゼロデイマルウェアを防ぐことができる。
用途と機能 | オンサイト、クラウド上での電子メールの保護 |
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特徴 | スパム対策やマルウェア対策、データ漏えい防止、コンテンツベースのポリシー施行、クリック時のリンクスキャンなどの機能がある |
価格(税別) | 11〜25ライセンスの場合、SaaS Email Protectionが1ノード4683円 |
導入企業 | LeadQual、Major U.S. State Government |
現行版の提供開始日 | 2011年2月 |