仕事の現場だけでなく家庭においても、ファイルの保存にクラウドサービスを使う例が次第に増えている。きちんと設定しておけば、クラウドストレージにはドキュメントや表計算シート、プレゼン資料、写真、そしてビデオだって保存でき、デスクトップPCやノートPCが壊れてもファイルを失わずに済む。さらに、然るべき設定を施すと、複数のユーザーが異なるデバイスからファイルを共有して編集や閲覧することも、クラウドストレージを介して簡単に行える。
すでに多くの組織が何らかのクラウドソリューションを利用している。ところが、ユーザーや部署によっては従来型ストレージや別のタイプのクラウドストレージを使っているところもあるだろう。必要性は時間とともに変わるし、価格と機能も同様に変化する。そのため、たとえ現時点で標準的なソリューションを使っているとしても、それがニーズをうまく満たせているか常に検証するとともに、新機能を売りにしている別のプラットフォームが改善につながる可能性も絶えず検討しなければならない。以下では、Macを導入する企業で、最適なクラウドソルーションを選ぶために検討すべき評価ポイントを挙げる。
バックエンドメールにMicrosoftのホスト型Exchangeサービスを使っているか?
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