バックアップ

Veritas NetBackup 7.7:Amazon S3に転送できる大企業向けバックアップソフト

中規模から大企業に向いたデータバックアップソフトである「Veritas NetBackup 7.7」は、エージェント側で重複排除機能を利用でき、クラウド型のオブジェクトストレージサービスも利用できる。

 「Veritas NetBackup 7.7」は、中規模から大企業に向いたデータバックアップソフト。Windows/Linux/UNIXが混在したマルチプラットフォーム環境で利用できる。

 ソフトウェアモジュールは3つで、(1)バックアップサーバ(バックアップ管理、スケジュール管理)、(2)エージェント(バックアップ対象の業務サーバに導入)、(3)メディアサーバ(バックアップメディアを接続したサーバに導入)――で構成する。

 NetBackupの特徴の1つは、エージェント側で重複排除機能を利用できること。これにより、重複排除済みのデータだけをネットワークに転送してバックアップできる。さらに、増分と差分のイメージからフルバックアップのイメージを再構成することでバックアップ時間を短縮する機能なども備える。ストレージが備えるスナップショット機能やレプリケーション機能をNetBackupから制御できる。

 NetBackupではまた、VMwareのイメージファイル(VMDK形式)からファイル単位でデータをリストアできる。Exhange Serverの個人メールボックスなどのように、ファイル単位になっていない固有のデータ単位で抽出することもできる。同機能は、Exchange Server、SQL Server、SharePoint Serverの3つのアプリケーションで利用できる。

 外部ストレージとして、クラウド型のオブジェクトストレージサービスも利用できる。現行版では、Amazon S3向けのコネクタを改善し、Amazon S3互換のクラウドストレージへのバックアップとリストアにかかる時間を短縮した。ストリームを束ねて通信するマルチストリームなどの手法で従来比で最大30倍に高速化したとしている。

NetBackup 7の画面
NetBackup 7の画面(画面は旧版のNetBackup 7.5)
Veritas NetBackup 7.7の概要
用途と機能大企業向けのデータバックアップソフト
ソフトウェア構成(1)バックアップサーバ(バックアップ管理、スケジュール管理)
(2)エージェント(バックアップ対象の業務サーバに導入)
(3)メディアサーバ(バックアップメディアを接続したサーバに導入)
バックアップ対象Windows、Linux、UNIXの混在環境
主な特徴エージェント側で重複排除、増分と差分のイメージからフルバックアップイメージを自動生成、ストレージのスナップショットやレプリケーションの機能をNetBackupから制御、バックアップ先としてクラウド型オブジェクトストレージを利用可能
税別参考価格62万円から
発表日2015年7月8日
出荷日2015年7月9日

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