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Enterprise Mobility Suite:モバイル運用管理を支援するマイクロソフトのクラウドサービス

 Enterprise Mobility Suiteは、企業や組織のモバイルコンピューティングの運用管理を支援するマイクロソフトのクラウドサービス。ユーザーIDとアクセスの管理機能「Azure Active Directory(Azure AD)プレミアム」、モバイルデバイスとパソコンの管理機能「Microsoft Intune」、データの保護機能「Azure Rights Management Services(Azure RMS)」などで構成する。

 Azure ADプレミアムは、既存のオンプレミス環境と同期して、クラウドから信頼性の高いIDおよびアクセス管理を実現する。ユーザーによるクラウドベースのセルフサービス・パスワードリセット、グループ管理、1300を超えるSaaS(Software as a Service)アプリケーションに対応するグループベースのプロビジョニングおよびアクセス管理が可能になる。

Enterprise Mobility Suiteの構成
Enterprise Mobility Suiteの構成

 Microsoft Intuneでは、iOS、Android、Windowsなど様々な種類のモバイルデバイスに対して、ポリシーの構成や展開、ハードウェアのインベントリなどを管理できる。デバイス紛失やユーザーの退職時には、リモートでデータ消去を行える。

 Azure RMSは、Azure ADプレミアムと併せて利用することで、既存のオンプレミス・インフラストラクチャを使用してクラウドまたはハイブリッドモデルで情報を保護できる。ソフトウェア開発キット(SDK)を使用して、ネイティブアプリケーションにデータ保護機能を統合することも可能である。

 ユーザーはAzure ADプレミアム、Microsoft Intune、Azure RMSを個別に購入することもできるが、スイートとして購入することで割安に購入できる。Enterprise Mobility Suiteは、マイクロソフトのエンタープライズボリュームライセンスプログラムを通じて提供する。

Enterprise Mobility Suiteの概要
用途と機能企業のモバイル・コンピューティング運用管理を支援するマイクロソフトのクラウド・ソリューション
特徴ユーザーIDおよびアクセスの管理機能、モバイルデバイスおよびパソコンの管理機能、データの保護機能などを提供する。
価格(税別)830円/ユーザー、など

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