SAN 日立製作所

Hitachi Virtual Storage Platform:仮想化機能を強化したSANストレージ

自動階層化などを備えたSANストレージ「Hitachi Virtual Storage Platform」は、配下にぶら下げた複数の異機種ストレージを束ねてプール化し、論理的に1台のストレージとして利用するなどの機能を提供する。

 日立製作所の「Hitachi Virtual Storage Platform(VSP)」は、自動階層化(ILM)やストレージ仮想化などの機能を備えたSANストレージである。2015年4月には製品ラインアップを拡充し、既存のハイエンドモデル「VSP G1000」に加えてミッドレンジクラスの5モデル「VSP G100/G200/G400/G600/G800」を用意した。

 いずれもハイエンドモデルと同一のOS「Hitachi Storage Virtualization Operating System(SVOS)」を搭載し、ハイエンドモデルと同一の機能を利用できる。


Hitachi Virtual Storage Platform G800の外観

 特徴的な機能の1つは、ストレージ仮想化機能である。大きく3段階の仮想化機能を提供する。

  1. VSPの配下にぶら下げた複数の異機種ストレージを束ねてプール化し、論理的に1台のストレージとして利用する
  2. 異なるストレージ上にある2個のボリュームを同一の1個のボリュームに見せつつ、任意の旧型ストレージを使い続けながら新型のストレージ(VSP)にデータを移行する
  3. 2台のVSPでクラスタを組み、これらを論理的に1台のストレージとして扱う。ボリュームの同期ミラーリングに相当し、WANを介した拠点間で同期する

 もう1つの特徴的な機能は、データのアクセス頻度に応じてストレージプール内でデータを自動的に移動させる自動階層化機能。データを42Mバイト単位できめ細かく配置することで容量効率を高めている。自動階層化では、フラッシュ媒体を高速化に利用する使い方も可能で、通常はハードディスクを使いながら、アクセスが集中しているデータをフラッシュに移動して高速化できる。

Hitachi Virtual Storage Platform(ミッドレンジモデル)の概要
用途と機能SAN接続型の外付けストレージ
提供形態ハードウェア
ホスト接続FC(FibreChannel)、iSCSI、CIFS/NFS
搭載ドライブ内部SAS接続(専用のフラッシュストレージ、SSD、SASディスク、ニアラインSASディスク)
モデルG100G200G400G600G800
最大容量775Tバイト1480Tバイト2819Tバイト4229Tバイト8458Tバイト
最小構成税別価格165万6000円430万円896万4000円1158万4000円2429万4000円
発表日2015年4月28日
出荷日2015年4月28日2015年8月17日

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