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Solaris:エンタープライズクラウド環境の基盤となるUNIX系OS

2014年7月31日に提供を開始したSolaris 11.2においては、オープンソースのクラウド環境構築用ソフトウェア群の「OpenStack」に対応したほか、ネットワークやサーバの仮想化機能を強化した。


 Solarisは、UNIX System V Release 4(SVR4)ベースのOSである「SunOS 5.x」をコアとし、デスクトップ環境などを含むOS。SPARCプロセサとx86プロセッサで動作する。元々はSun Microsystemsが開発、販売していたが、OracleがSunを買収し、Oracleの製品となった。

 2014年7月31日に提供を開始したSolaris 11.2においては、オープンソースのクラウド環境構築用ソフトウェア群の「OpenStack」に対応したほか、ネットワークやサーバの仮想化機能を強化。大規模なエンタープライズクラウド環境の基盤としての位置づけを明確にした。

Oracle Solaris Zonesが持つコンソールの画面
Oracle Solaris Zonesが持つコンソールの画面

 ネットワーク仮想化では、物理サーバをまたいでセグメントごとに仮想スイッチを作成し、システム管理者が一括管理できる「Elastic Virtual Switch(EVS)」を導入。複数のサーバ上にある仮想マシン間の仮想ネットワークを作成して、ネットワーク接続する作業を容易にした。

 サーバ仮想化では、特定のアプリケーションに適した仮想環境「ゾーン」を作成する「Oracle Solaris Zones」に加えて、ゾーン内にカーネルを含められる「Oracle Solaris Kernel Zone」を追加。仮想化のオーバーヘッドを軽減すると同時に、ゾーン間の独立性を高めてセキュリティや耐障害性を強化した。Oracle Solaris Kernel Zoneでは、それぞれのゾーンに、バージョンや修正パッチが異なるカーネルを配置した仮想環境を構築することも可能である。

Solarisの概要
用途と機能エンタープライズクラウド環境のプラットフォームとなるUNIXベースのOS
特徴オープンソースのクラウド環境構築用ソフトウェア群の「OpenStack」に対応したほか、ネットワークやサーバの仮想化機能を強化した。
価格(税別)Oracle Solaris Premier Subscription for Non-Oracle Hardware(1-4 Socket)(オラクル製品以外のサーバで搭載CPU数が4つ以下の場合)が2年間で1000ドルなど
導入企業(ユーザー)グリー、ジャストプレイヤー、アウトソーシング、など

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