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EMC CloudArray:SAN/NASのようにクラウドにデータを格納できるゲートウェイ

「EMC CloudArray」は、SANやNASと同様の感覚でAmazon S3などのオブジェクトストレージにデータを格納できる。データバックアップやファイル共有などをより安価に運用できるようになるという。

EMC CloudArrayのポイント

  • アプリケーションからは、SANストレージまたはNASストレージとして利用
  • REST API経由でアクセス可能な各種のオブジェクトストレージに格納
  • 高速にアクセスできるようにCloudArray側にキャッシュを用意

EMC CloudArrayの製品解説

 Dell Technologiesの「EMC CloudArray」は、使い慣れたSAN/NASストレージの使い勝手でコスト効果に優れたクラウドストレージを利用できるようにするゲートウェイ製品である。データバックアップやファイル共有などをより安価に運用できるようになる。キャッシュ容量に応じて、物理アプライアンス4モデルと仮想アプライアンス3モデルを用意した。

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 業務アプリケーションからは、SANストレージ(iSCSIターゲット)またはNASストレージ(CIFS/NFSマウントポイント)として利用する。1台のCloudArrayの上に複数のボリュームを作成できる。ここにデータを書くと、バックエンドでクラウドストレージに格納する仕組み。Amazon S3などREST API経由でアクセス可能な各種のオブジェクトストレージにデータを格納できる。標準で20種類を超えるオブジェクトストレージのAPIを利用できる。

 高速にアクセスできるようにCloudArray側にキャッシュ(ローカルストレージを利用)を用意した。キャッシュに書いた時点で、書き込み処理が完了する。ネットワーク帯域を抑える工夫として、データの圧縮機能を備えるほか、あらかじめ指定したチャンクサイズにブロックデータをまとめてからクラウドに格納する。セキュリティ面では、データの暗号化機能(AES 256ビット)を標準で備える。

 物理アプライアンスは、モデルに応じて、12T/18T/40T/80Tバイトのキャッシュをあらかじめ内蔵する。仮想アプライアンスは、ソリッドステートドライブ(SSD)など任意のローカルストレージをキャッシュとして利用可能で、キャッシュ容量はモデルに応じて3T/6T/12Tバイト。仮想アプライアンスの動作環境はVMware ESXiまたはHyper-V。

CloudArray(物理アプライアンス)の外観
CloudArray(物理アプライアンス)の外観(EMCジャパン提供)
EMC CloudArrayの概要
用途と機能クラウドストレージをSAN(iSCSI)またはNAS(CIFS/NFS)ストレージとして利用できるようにするゲートウェイ製品
メリットデータの保管にクラウドストレージを活用することでデータバックアップやファイル共有などを、より安価に運用できるようになる
利用可能なクラウドストレージAmazon S3などREST API経由でアクセス可能な各種のオブジェクトストレージ(標準で20種類を超えるオブジェクトストレージのAPIを利用可能)
高速化手法CloudArray側に用意したローカルストレージをクラウドストレージのキャッシュとして利用(キャッシュに書いた時点で書き込み処理が完了)
データ圧縮指定したチャンクサイズにブロックデータをまとめてから書く
セキュリティ機能データの暗号化機能(AES 256ビット)
モデル構成キャッシュ容量に応じて物理アプライアンス4モデル(12T/18T/40T/80Tバイト)と仮想アプライアンス3モデル(3T/6T/12Tバイト)を用意
税別価格最安価となる仮想アプライアンス「CloudArray 3VE」(キャッシュ容量3Tバイト)で178万1250円
導入企業St. JOHNS RIVER WATER MANAGEMENT DISTRICT、Bit9、Plug Power、Flexi-Van Leasing、ほか

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