SAN EMCジャパン

XtremIO 4.0:SSDだけのスケールアウト型SANストレージ、SSD向けのソフト開発

 EMCジャパンの「XtremIO 4.0」は、ソリッドステートドライブ(SSD)だけで構成したスケールアウト型のSANストレージ。最小2台から最大8台までクラスタリング接続することで性能と容量を拡張できる。最大構成時(筐体8台でコントローラ16台)の性能は200万IOPS(4Kバイト、100%リード)。サーバからはSAN(iSCSIまたはFibreChannel)でアクセスする。

XtremIO 4.0の外観
XtremIO 4.0の外観(EMCジャパン提供)

 ビルディングブロック「X-Brick」(コントローラ×2、SAS接続SSD×25個)の単位で容量と性能を拡張できる。コントローラはメモリ共有型のクラスタ構成で動作し、コントローラ同士はInfiniBandで接続する。X-Brickの増設時は、ストレージを停止することなくオンラインで増設できる。X-Brickの容量は、10T/20T/40Tバイトの3種類がある。このほかに容量5Tバイト(SSD×13台)の最小構成「Starter X-Brick」も用意している。

 汎用サーバをベースに、SSD向けに開発したストレージソフトを組み合わせている。シンプロビジョニング、インライン重複排除、インライン圧縮、データ暗号化、書き込み可能なスナップショット、などの機能群をひと通り揃える。

 インライン重複排除でSSDへの書き込みを減らしている。書き込み性能が向上するほか、SSDの耐久性が上がる。データの格納場所を記したメタデータも、SSDではなくコントローラのメインメモリ上に配置する(定期的にコントローラのローカルストレージなどにバックアップする)。

 シンプロビジョニングでは、4Kバイトブロック単位に分割して分散して書き込むことで、SSDに特有のガベージコレクション(空き領域の回収処理)を不要にした。また、クラスタ型の構成と分散書き込みでランダムI/O時の書き込み性能を確保している。

XtremIO 4.0の概要
用途と機能オールSSD構成のスケールアウト型SANストレージ
特徴コントローラ2台と内蔵ストレージ(SSD×25個)からなるビルディングブロック「X-Brick」を最大8台までクラスタリング接続することによって、容量と性能を拡張できる
ストレージ機能シンプロビジョニング、インライン重複排除、インライン圧縮、データ暗号化、書き込み可能なスナップショットなど
物理容量最小構成(5TバイトのX-Brick×1台)で5Tバイト
最大構成(40TバイトのX-Brick×8台)で320Tバイト
性能X-Brick×1台構成時は25万IOPS(4Kバイト、100%リード)
X-Brick×8台構成時は200万IOPS(4Kバイト、100%リード)
価格個別見積もり。2014年7月時点では容量5Tバイトで2672万円から
発表日2015年6月25日
出荷日2015年6月25日

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