IaaS NEC

NEC Cloud IaaS:データベースやウェブなどのミドルウェアを従量課金で

「NEC Cloud IaaS」は、主力ミドルウェア約30種類をSaaS型で従量課金で提供している。時間単位で細かく課金することでミドルウェアの使用料を低減できる。

 「NEC Cloud IaaS」は、2015年6月から主力ミドルウェア約30種類をSaaS型で従量課金で提供している。時期や時間帯で必要なCPUリソースが変動する場合、時間単位で細かく課金することでミドルウェアの使用料を低減できる。

 従来、NECのミドルウェアには、買い取り型と月額固定料金の2つのライセンスがあった。この場合、契約するCPUコア数を1カ月ごとに変える、といった運用はできない。これに対して2015年6月に用意した従量制のライセンスでは、1カ月単位または1時間単位で細かく課金できる。例えば、ウェブアプリケーションサーバの「WebOTX」を1時間単位で利用する場合、1CPUコア1時間あたり43.6円(税別)になる。

 PaaSではないので、ミドルウェアの実行環境を動的に配備する使い方はできない。専用のウェブサイトから個々のミドルウェアのインストーラパッケージをダウンロードし、IaaS環境に手動でインストールして使う。IaaS環境にインストールすると、自動的に従量課金されるようになる。

 ミドルウェアの従量課金に先立ち、運用管理用のウェブAPI(REST API)も公開した。ウェブAPIを介して、(a)システム操作(テンプレートで定義したシステム構成の作成や削除など)、(b)仮想サーバ操作(個々の仮想サーバの起動、停止など)、(c)監視操作(監視の開始、停止、スケジュール設定など)――ができる。

 ウェブAPIの公開に合わせて、ジョブのスケジュール実行ソフト「WebSAM JobCenter」もバージョンアップし、Cloud IaaSでの定型業務を自動化できるようにした。クラウド操作を含んだジョブをGUIで定義すると、裏でウェブAPIを使ってクラウドを操作する形になる。

NEC Cloud IaaS強化の概要
用途と機能IaaS/SaaS
強化の内容主力ミドルウェア約30種類を従量課金で提供
提供形態専用のウェブサイトから個々のミドルウェアのインストーラパッケージをダウンロードし、IaaS環境に手動でインストールする。IaaS環境にインストールすると、自動的に従量課金される
ミドルウェアの種類以下の6ブランドを中心に約30種
  1. WebOTX=ウェブアプリケーションサーバ)
  2. InfoFrame=データベースサーバ
  3. InfoCage=ファイアウォールなどのセキュリティ
  4. NetBackup=データバックアップ
  5. SystemDirector=開発環境
  6. WebSAM=運用管理
  7. CLUSTERPRO=高可用性クラスタリング
税別価格ウェブアプリケーションサーバ「WebOTX」を1時間単位で利用する場合、1CPUコア1時間あたり43.6円
発表日2015年4月23日
提供開始日2015年6月15日

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